【本要約】「はじめてリーダーになる君へ」
こんにちは!
今回は「はじめてリーダーになる君へ」
という本をご紹介致します!
本書内容
◆◆◆本書の概要◆◆◆
“リーダーは、「優秀さ」を捨てなさい"
はじめて部下を持つあなたに贈る、51の言葉伝説のリーダー、浅井浩一氏の初著書。
歴代最年少支店長として、31支店中、25位より上位の成績をとったことがない
高崎支店を2年連続で日本一に導くなど、数々の偉業を達成。
さらに、日本最高峰のビジネススクール、経営アカデミーで、
10年以上の登壇実績を誇る。
リーダーシップの真髄、ついに公開!
◆◆◆本書をお読みいただきたい方◆◆◆
・リーダーを任されたけど、どうしていいかわからない人
・思うように部下が動いてくれなくて、困っている人
・一日も早く、チームとして結果を出したい人
◆◆◆本書について◆◆◆
著者の浅井氏は、JTに「勤務地域限定」の地方採用、いわゆるノンキャリアとして入社します。
日本一小さな工場勤務での、きめ細かなコミュニケーションを通じた働きぶりを買われ、
本社勤務に。その後、営業経験がまったくない中で、
全国最年少所長に抜擢され、リーダーとしての一歩を踏み出します。いわば、経験も実績もないまま、はじめてリーダーになったわけですが、
「自分にできることを一生懸命やる」「部下を信頼し、頼る」をモットーに、
自ら自転車で販売店をまわり、部下と共に汗をかき続けます。そんなひたむきさに、
「こんな素人の若造に、何ができるんだ! 」と疑念を抱いていた部下たちも
信頼を寄せるようになり、営業所の業績も急上昇していきました。その後、職場再建のプロと称され、次々と任された組織を活性化させ、
とうとう歴代最年少の支店長に大抜擢。
31支店中、25位より上位の成績をとったことがなく、
閉塞感に陥っていた高崎支店(群馬県管轄)を2年連続で日本一に導くのです。本書は、そんな浅井氏が大切にしている「リーダーシップの基本スタンス」と
「今、やるべきこと」をまとめた1冊です
◆◆◆主な内容◆◆◆
<リーダーの心がまえ>
・「自分の優秀さ」をアピールしない
・部下が見ているのは、能力ではなく「仕事への姿勢」
・困ったことがあったら、正直に弱みを見せる<「部下が動いてくれない」と思ったら>
・部下から慕われるリーダーは、とことん「甘える」
・「始めたこと」をほめる。途中経過をほめる
・部下育成に欠かせない「2つのスタンス」<チームとして結果を出すために>
・強いチームは、この「視点」を持っている
・チームリーダーに求められる「さりげなさ」とは?
・部下が言い訳を始めたら、最大のチャンス
気になったポイント
リーダーは、自分の優秀さをアピールしない
著者は、周囲の人間に頼るリーダーの方が部下がついてくると説きます。
理由は大きく2つ!
① 部下のモチベーションが上がるため
② 部下からの相談も増えるため
① 部下のモチベーションが上がる
リーダーとして多くの人は、
自分のやってきたこと・能力の高さ
を部下に話して、それを後ろ盾に部下を引っ張ろうとしてしまいます。
しかし、この方法では部下は上司の自慢話としか捉えません。
実際私達の上司もそのようなタイプだったのですが、
「またその話か…」
「そうだったんだ、それで?」
といった声が周囲で起こり、上司に頼ろうとする人は多くなかったです。
実は、上司がやることはその逆。
部下に積極的に頼ることで、
部下は自分の仕事の重要性を見出します!
例えば、自分が小学6年生の時、
めちゃくちゃ雰囲気の良いクラスがあったのですが、
その先生は
「これお願いできる??」
「あーー、だれか助けてぇ〜!」
とか言って、めちゃくちゃ生徒に頼ってたんですよね。(笑)
そして助けてもらえると先生は、
「助かった〜!ありがとう!」
とお礼を必ず言うので、
生徒も嬉しくてまた張り切って助けてあげようとしていました!
これこそ頼られた部下のモチベーションが上がる、素晴らしいリーダーシップですよね!
② 部下からの相談が増える
上司の悩みとして多いのが、
「なかなか部下が相談に来てくれない」
というもの。
優秀さをアピールしている上司には、
「優秀じゃない俺の気持ちは分かんないよ…」
「忙しいと思うからいいや…」
といった心理が働いてしまって、
部下から相談に行きづらいのです。
なので、まずは上司から相談しましょう!
上司がこんなに相談してくるなら、
自分も相談できると必ず部下は思うはず!
例えば、ある会社では残業が多いことが問題だったそうで、
どの社員も2日に1日は、遅くまで残業している状況で。
思うように改善しなかったのですが、
社長はある時、毎日遅くまで残ってる人が上司だけだと気付きました。
なので、まずは上司を必ず帰らせるように徹底したところ、
部下もみんな残業せずに帰っていったそうです。
ここからも分かるように、
部下は上司の動きをよく見てます。
なので、まずは自分から部下に相談しに行って、相談できるような環境を作りましょう!!
まとめ
今回説明した内容以外にも、
「これをやったらダメだよね」
っていうポイントが書いてあり、とても参考になりました!
リーダーシップを学ぼうとしている人に自信を持って、勧められる一冊です!
有難う御座いました!