「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」読書感想!
こんにちは!
今回は「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」
という本をご紹介致します!
全世界で絶大な人気を誇るスターバックスを通じて、自分が何故働くのかを学ぶ一冊となっております!
本書紹介
一流は「火花散る一瞬」ために生きる!
スターバックスとザ・ボディショップで、
ブランドを見事に再生させた経営者が説く
一流の人の仕事とは!
■序章 あなたの火花散る一瞬はいつか?
「スターバックス」と「スターバックスらしきもの」の決定的な違い
ハワード・シュルツの「匂い」
会社員かノマドかなんて、どうでもいい ほか■第1章 どうすれば人を魅了できるのか
スターバックスへのクレームで一番多いのは……
なぜスターバックスは長居する客を追い出さないのか
スターバックスで本当に起きた5つの奇跡
日本人にはもともと「感動の接客」が根づいている
お客様の期待を超えてゆけ! ほか■第2章 ザ・ボディショップとアニータ・ロディック
アニータの怒りと「ファイブ・バリューズ」
彼氏を迎えるようにお客様を迎える
社員を大事にしない企業はブランドにならない
素顔のアニータ・ロディック
ボディショップの面接でスターバックスへの愛を語り出す学生たち ほか■第3章 スターバックスはコーヒーを売っているのではない
ハワード・シュルツの最終面接
ブランド復活に向けて
ほとんどがバイトでもお客様を感動させられる理由
社員の自発性を引き出すためにリーダーがやるべきこと
日本のスターバックスがアメリカを超えたと感じた瞬間 ほか■第4章 僕たちは何のために働くのか
ブランドとミッションは表裏の関係
「お客は値引きを望んでいる」という幻想
「社会貢献なんて、建前なんでしょ?」
もしもマンションの理事長をやることになったら ほか■第5章 自分のミッションをつくる7つのヒント
ヒント1 働き方ではなく、働く目的を考える
ヒント2 自分、ミッション、会社は三位一体で成長する
ヒント3 「私」を無くす
ヒント4 3つの輪は何か考える ほか■第6章 火花散らすリーダーの8つの習慣
ピッチャーとサード、どっちが偉いか?
火花を見逃さないリーダーの8つの習慣
面接で人を見抜く方法
もしも宝くじで3億円当たったら……
スターバックス大学 ほか■第7章 ミッションを育てる時間術、勉強法、読書術
時間を有効活用する7つのポイント
インプットとアウトプットを続けるための5つの覚悟
私が実践している10の読書術 ほか
気になったポイント
スターバックスではたまたまコーヒーを扱っているだけであって、
目指しているのはコーヒー・ビジネスではなく、『ピープル・ビジネス』なのだ
スターバックスのミッションステートメント(ビジョン)をご存知でしょうか?
それは、
「人々の心を豊かで活力あるものにするためにーひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」
というモノです。
これは、人々の心を豊かにする方法の1つとして、取り扱っている商品がコーヒーであるという認識なのです。
実際にスターバックスは BHAG (目標) として、次の言葉を掲げています。
「人々の心に活力と栄養を与えるブランドとして世界で最も知られ、尊敬される企業になること」
ここには、コーヒーや売り上げといった文字は一切出てきておりません。
「学生でも、ビジネスパーソンでも、スターバックスに来たお客様が、リラックスできたり (活力を得る)、賢くなったり (栄養をとる)すれば、それでいい」
と著者は述べます。
つまり、スターバックスはリッツ・カールトンホテルやディズニーのようなサービス業なのです。
そして、このミッションを徹底できていることが、他の競合他社との差別化が図れている理由です。
ミッションを持った人は、がんばれるのです
著者は、働くには自分のミッションを持つべきだと述べます。
なぜなら、素晴らしいミッションを持つことができれば、明確なビジョンができるし、強いパッションも湧き上がってくるからです。
京セラの創業者、稲盛和夫さんは
「人生・仕事の結果= 考え方 × 熱意 × 能力」
と仰っています。
この公式で考えると、能力はどうしようもありません。
しかし、考え方はミッションを持つことで確固たるモノを築くことができ、熱意はミッションを持つことで湧き上がってきます。
なので、仕事には自分の頭で構築したミッションが必要なのです。
本書では、どのようにミッションを考えるか紹介しているので、気になった人は参考にしてみてください!
まとめ
何故仕事をするのかということを考えるためこの本を読み始めたのに、
スターバックスの話しが面白くて、そっちの話に引き込まれてしまいました!
勿論、その話から通じる働くことについての話は素晴らしいです!
リッツ・カールトンホテルと本質はかなり似ている気がして、そこもなかなか興味深く感じます。
ぜひ一度読んでみてください!
よし、スタバ行こう(笑)