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【書評&要約】「ハイパワーマーケティング」 〜マーケティングを独学で勉強するならここから!〜

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こんにちは!

今回は「ハイパワーマーケティング」という本をご紹介致します!

著者のエイブラハムは、ビジネスやマーケティングコンサルタントとして、世界規模で400以上のさまざまな業種の、1万以上の支援をしてきました。

彼の戦略は、企業経営者たちが経済不況の影響を受けないような、技術を確認し利用することに焦点を当てていて、

今作は「マーケターのバイブル」と称賛される伝説の名著であるのです!

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本書内容

IBMシティバンクマイクロソフトなど全米400社以上の有力企業のマーケティングコンサルタントを務めた著者による、少ない元手で高収益を達成する具体的なアクションの仕方と成功事例を説いていく。

著者からのコメント
マーケティングバイブル
勉強熱心なあなたならば、本書に書かれた内容をよんで、『あれ?このテーマはこの著名マーケターが書いていた内容と同じだ。』とか、『あのテーマは別のマーケターが書いていた内容と事例までそっくりだ』などと感じられるかもしれません。そして、もしかしたらあなたは、この本は日本で書かれたいろいろなマーケティングに関する書籍の寄せ集めなのではないのかと思われるかも知れません。

事実は、まったく逆です。

本書は、日本のマーケターと呼ばれる方達の多くが、長い間マーケティングの教本として学び、あるいはニュースレター、小冊子、著書のネタ元として『最大限活用してきた』書籍なのです。
本書は2001年にPHP研究所から『お金をかけずにお金を稼ぐ方法』として出版され、絶版になったあとも、マーケターの間では高く評価され、定価の10倍近い金額のプレミアムがついて取引されてきました(尚、本書にはPHP研究所が翻訳の際にカットした部分が収録されています)。

実は、彼らの多くは出典を明らかにすることなく、あたかもそれを自分のノウハウであるかのように唱ってビジネスを行ってきています。
ですから、勉強熱心なあなたが本書の内容のいくつかを、日本のマーケターの書籍を通じて以前に読んだ事があるとしても何らの不思議もありません。
僕も、日本においてJAYのノウハウの実践者が多くなることは意味のあることだと考えていました。

しかし、次第にJAYのノウハウを日本に導入してきたマーケターの書籍の読者による、二次的な模倣が行われるようになりました。
そのような模倣は、JAYの原典に当たることなく、原典のコンテクストを無視してノウハウだけが切り取られたものであったため、あたかも『伝言ゲーム』によって、オリジナルの内容が歪められていくように、次第にそれが誤った解釈をされるようになりました。いわば、JAYの劣化コピーが再生産されていくことになったわけです。
ここにおいて今一度JAYの原典を日本の読者の方に直接知っていただく機会を作ろうと思い、監訳を決意するに至りました。
本物だけが伝えることのできる内容をお伝えしたかったからです。

■本物だけが持つパワーを感じてください
何事も、本物といわれるものには、コピーでは感じられない真実が含まれているものです。
また、このような本物は長い年月が経ってもその価値が失われることはありません。
これからマーケティングを学ぶ方、すでにマーケティングの知識を一応は習得してしまったという方、マーケティング業界に携わるプロの方、その方のステージに応じて本書が気付きを与えてくれること請け合いです。
さあ、本書を今すぐ手にとって、ジェイ・エイブラハムの世界を楽しみましょう。

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気になったポイント

あなたのビジネスやキャリアにおいて一番有益なことは、顧客生涯価値(LTV)を理解して「論理的に」利用することです

 

顧客生涯価値(LTV)とは、

お客さんが平均的に購入される期間の利益の総額から、広告やマーケティングなどの費用を差し引いたものを言います。

 

著者はこの顧客生涯価値を算出することの重要性を説きます。

なぜなら、新規のお客さんを獲得するのに、

どれだけの時間と金額を投資できるか把握できるからです!

 

例えば、5000円する本があったとします。

普通の本と比べると高額です。

ただ、その本から生涯100万円の利益を得れると分かれば、皆さんこの本買いますよね?

なんなら1万円、2万円、10万円払ってでも買う人は沢山いらっしゃるはず。

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これと同じで、

「1人のお客さんから平均して生涯○○万円の利益を得れる」

と分かっていれば、

いくら最初のお客さんに投資できるかを判断することが出来るようになります。

 

では、何故そこまで著者は、

新規のお客さんにかけられる費用を気にするのでしょうか?

それは以下の考えがあるからです。

 

新規クライアントの獲得時に利益を得るという考え方をやめ、新規クライアントに関係を維持してもらうことで真の利益を得るという考え方にシフトするだけで、多くの会社がクライアントと利益を増やしています

これはつまり、

一度購入して下さったお客さんに長くお付き合いしてもらって、利益を取る考え方が重要

だと述べております。

その為、新規のお客さんを獲得する際は、

利益が少ししか無くてもいいのです。

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例えば有名な話でマックのハッピーセットがあります。

ハッピーセットって、普通のセットにおもちゃまでついてきてめちゃくちゃ安いですよね (笑)

あれはハッピーセットで利益を取ろうとしているのでは無くて、

・子供の内に来た人は、大人になっても来ることが分かっている

・その人が大人になって、子供が出来た時にハッピーセットを食べてもらえる

 

という狙いのもとで設定された金額なんです、

恐るべしマクドナルド…!

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お店やっている方は、是非この考え方を取り入れてみては如何でしょうか!

 

まとめ

今回は顧客生涯価値についてまとめましたが、

「じゃあどんな風に新規の人に割引かけるの??」

「どうすれば長く付き合ってもらえるの?」

「長く付き合ってくれる人にどうやって購入してもらうの?」

というような疑問が浮かんだと思います。

 

安心して下さい、全て本書で述べられております!

今回は全17章の内のたった一つしかご紹介出来ておりません。

どの章もとても参考になり、マーケティングのバイブルと言われる理由も分かります…

もし興味のある方は、是非一読あれ!

有難う御座いました!