MAKE!!

自分のアウトプットの場!趣味に没頭!!

働き方はこう変わる!!【本要約】「WORK SHIFT」

f:id:Hatchang:20210306120715j:image

こんにちは!

今回はこんな方に読んで頂きたい記事となります!

 

YouTubeとか始まった頃、こんな大きくなるって思わなかったわ〜。今過去に戻れたら絶対チャンネル作って動画アップしてたのに〜。

未来だとどういうことすればお金持ちになれるんだろう?」

 

「子供達も大きくなってきて、時代も変わってるのに今まで通りの就職活動とかさせていいのだろうか?どんな働き方をすべきなんだろう?

何か教えられないかなぁ」

 

とかですね!

そんな方に、

今回は「WORKSHIFT」という本をご紹介致します!

 

著者のリンダ・グラットンは世界経済フォーラムのフェローとしてリーダーシップ委員会を主催したり、長年にわたりフィナンシャル・タイムズゴールドマン・サックスビジネス書籍賞(英語版)の審査委員を務めたり、

彼女自身の著作「LIFE SHIFT - 100年時代の人生戦略」は2016年同賞の後身であるフィナンシャル・タイムズマッキンゼービジネス書籍賞の候補となったりしてる凄い方です。

f:id:Hatchang:20210306120804j:image

 

今回は先程あげた上記の悩みを解決できるようにまとめたので、是非読んでみて下さい!

長くなってしまうので3記事に分けましたので、

こちらを読んでいない方は先にそちらを読んでみて下さい!

働き方はこう変わる!!【本要約】「WORK SHIFT」① - MAKE!!

 

これが分かる!
・2025年の働き方

・今から何を向上させればいいか

 

本書内容

*下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する*

2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?
ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、
世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常。
「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。
どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。

働き方が変わる! 〈5つのトレンド〉
●テクノロジーの発展
グローバル化
●人口構成の変化と長寿化
●個人、家族、社会の変化
●エネルギーと環境問題

働き方を変える! 〈3つのシフト〉
●ゼネラリスト→連続スペシャリスト
●孤独な競争→みんなでイノベーション
●金儲けと消費→価値ある経験

「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ、
忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ、
勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。
覚悟を持って選べば、未来は変えられる。

f:id:Hatchang:20210306120823j:image

 

本書のポイント

第一に、さまざまな専門技能を次々と身につけることを意識して行動し、

第二に、いろいろなタイプの興味深い人たちとつながり合うために、善良に、そして精力的に振る舞い、

第三に、所得と消費に重きを置くのではなく、情熱をいだける有意義な経験をしたいという思いに沿った働き方を選択する必要がある。

 

結論、私達が将来仕事で上手くいくためには、

上記の3つの行動が重要と本書は述べます!

今回は第二の部分を詳しく説明します!

 

② 孤独な競争から「協力して起こすイノベーション」へ

未来でこれから仕事をうまくやるには、

職人的な専門技能を習得した上で、

多くの人と結び付くことが重要です!

 

なぜなら、

・課題解決スピードが速くなるから

です!

 

課題解決スピードが速くなる

今は昔と比べて知識やノウハウを共有できるコミュニティが、オンライン上に無限にあります。

多数の分野のスペシャリストたちが集まっているコミュニティや、

一つの分野の専門家たちが集まるコミュニティとか色々ありますね!

 

ここのコミュニティの力を借りれない人は、

今後苦労します!

f:id:Hatchang:20210306120909j:image

 

想像してみて下さい。

あなたが上司から急に、今まで経験したことの無い分野の難しい案件を任されたとして、

どう対処しますか?

 

もしかしたら、奥さんに「何日か帰れない」とか言って、一人でなんとかして仕事をやる方もいらっしゃると思います。

しかし一方で、その分野のスペシャリスト達が集まっているコミュニティに助けを求めれば、

ノウハウを教えてくれたり、手助けもしてくれるかもしれませんよね?

f:id:Hatchang:20210306120941j:image

 

どちらの方がクオリティが高く時間も早いかと聞かれたら、圧倒的に後者です。

つまり、コミュニティを持たない人は、

原始時代に一人で狩りをしてる人と同じようなもので、

グループで狩りをしている人と比べて生産力が落ちてしまいます。

 

なので、

・多数の分野の視点を持った大きいコミュニティ

・自分の業界など特定の分野専門のエキスパートの小さいコミュニティ

 

この2つは所属するように行動していきましょう!

f:id:Hatchang:20210306121016j:image

 

まとめ

前回の記事では、「連続スペシャリスト」となる重要性を説明しました。

しかし、それと同時に様々な分野のコミュニティに所属することで、

スペシャリストになる時間を短縮したり、

未知の分野の助けを求められるようになるので、そこの力を借りれるようにしよう!

というのが今回の内容。

次回は、その基となる考えの部分のシフトについて解説致します!

ありがとうございました!

働き方はこう変わる!!【本要約】「WORK SHIFT」①

f:id:Hatchang:20210304083257j:image

こんにちは!

今回はこんな方に読んで頂きたい記事となります!

 

YouTubeとか始まった頃、こんな大きくなるって思わなかったわ〜。今過去に戻れたら絶対チャンネル作って動画アップしてたのに〜。

未来だとどういうことすればお金持ちになれるんだろう?」

 

「子供達も大きくなってきて、時代も変わってるのに今まで通りの就職活動とかさせていいのだろうか?どんな働き方をすべきなんだろう?

何か教えられないかなぁ」

 

とかですね!

そんな方に、

今回は「WORKSHIFT」という本をご紹介致します!

 

著者のリンダ・グラットンは世界経済フォーラムのフェローとしてリーダーシップ委員会を主催したり、長年にわたりフィナンシャル・タイムズゴールドマン・サックスビジネス書籍賞(英語版)の審査委員を務めたり、

彼女自身の著作「LIFE SHIFT - 100年時代の人生戦略」は2016年同賞の後身であるフィナンシャル・タイムズマッキンゼービジネス書籍賞の候補となったりしてる凄い方です。

f:id:Hatchang:20210304083420j:image

 

今回は先程あげた上記の悩みを解決できるようにまとめたので、是非読んでみて下さい!

長くなってしまうので3記事に分けました!

 

これが分かる!

・2025年の働き方

・今から何を向上させればいいか

 

本書内容

*下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する*

2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?
ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、
世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常。
「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。
どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。

働き方が変わる! 〈5つのトレンド〉
●テクノロジーの発展
グローバル化
●人口構成の変化と長寿化
●個人、家族、社会の変化
●エネルギーと環境問題

働き方を変える! 〈3つのシフト〉
●ゼネラリスト→連続スペシャリスト
●孤独な競争→みんなでイノベーション
●金儲けと消費→価値ある経験

「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ、
忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ、
勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。
覚悟を持って選べば、未来は変えられる。

f:id:Hatchang:20210304083659p:image

 

本書のポイント

第一に、さまざまな専門技能を次々と身につけることを意識して行動し、

第二に、いろいろなタイプの興味深い人たちとつながり合うために、善良に、そして精力的に振る舞い、

第三に、所得と消費に重きを置くのではなく、情熱をいだける有意義な経験をしたいという思いに沿った働き方を選択する必要がある。

 

結論、私達が将来仕事で上手くいくためには、

上記の3つの行動が重要と本書は述べます!

今回は第一の部分を詳しく説明します!

 

① ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ

何でも卒なくこなせるゼネラリストの価値は下がり、今後は一つのことに特化したスペシャリストとなることが求められます!

それも、ある分野を極めたらまた次の分野を極めるという形です。

f:id:Hatchang:20210304083854j:image

 

この理由として、

情報が誰でも獲得できる時代という背景があります。

例えば、今はネットで調べればどの分野でも一般知識やノウハウ、論文などが誰でも読めるものとなってますよね?

誰でもある程度の知識は知れるようになったため、ネットで探せないような深い知識や経験が重要になるのです。

f:id:Hatchang:20210304084414p:image

 

また、一つのことだけ生涯やり続けるのはリスクが高いという理由もあります。

明らかに私達の時代では生涯を通じて仕事をする期間が長くなるので、

「もしその仕事が無くなってしまったら?」

「その業界が落ち目だったら?」

「その仕事に熱が無くなってしまったら?」

など、長い時間の中では様々なことが考えられます。

その為にも連続してスペシャリストになることが重要なわけですね!

f:id:Hatchang:20210304085117p:image

 

実はこの内容、ホリエモンの「多動力」という本にも述べられています!

「多動力」読書感想!! - MAKE!!

 

1万時間の法則ってご存知ですか?

これは、どの分野でもその分野に1万時間かければ100人に1人の人材になることができるという内容です。

するとホリエモンは、

「100人の1人の人材になれたら、また次の分野で1万時間やればそっちの分野でも100人に1人の人材になれる。そうすれば、100×100 で1万人の1人の逸材になれる。だから、どんどん新しいことやって行動あるのみ」

と、言ったんですよね!

f:id:Hatchang:20210304085434j:image

 

なので、皆さんまずは一つのことに熱中しましょう!

そして十分やって飽きたら次にチャレンジです!

 

まとめ

重要なことはゼネラリストよりスペシャリストになること!

なぜなら、スペシャリストにしか価値がなくなってくるからです。

 

しかし、実はただスペシャリストになるだけではダメなんです!

1人でひたすら仕事をしても、孤独になってしまうし、何より自分1人だけでは成長速度が遅い。

なので、次回はその部分

「孤独な競争から『協力してイノベーション』へ」

を説明いたします!!

ありがとうございました!

 

 

行動力が無い人は読め!【本要約】「渋谷ではたらく社長の告白」〜生まれた名言の数々〜

f:id:Hatchang:20210227093713j:image

こんにちは!

今回は「渋谷ではたらく社長の告白」という本をご紹介致します!

著者の藤田さんはサイバーエージェント代表取締役社長で、2000年26歳当時、同社の東証マザーズ上場を当時史上最年少で果たした凄い方。

その後もThe Japan Timesが発表する「次世代を担う100人のCEO アジア2010」に選出されたり、日経ビジネス「社長が選ぶベスト社長」に選出されたりしています。

そんな方の起業から上場後までの記録を赤裸々に語った本となります。

f:id:Hatchang:20210227092942j:image

 

本書内容

弱冠24歳で起業し、26歳で東証マザーズに上場。ITバブル崩壊
による経営危機を乗り越えて31歳で売り上げ267億円を達成。
経営者として青春時代を駆け抜けてきたサイバーエージェント社長
藤田晋の「半人生」。

 恩人や親友を裏切り、サイバーエージェントを設立した時、胸
に誓った夢は『21世紀を代表する会社を作る』ことだった。順風
満帆に思えた会社経営の道にネットバブル崩壊の危機が襲う。「私
は会社の売却先を考え始めました――。」夢はついに終えようとし
ていた。

「全ては自分の夢のために犠牲にしてきました。そんな自分の生き
方が本当に正しかったのか…。(略)世界中で、誰ひとりとして味方
はいない。私は孤独でした。」

 運命の時が迫る。  絶望と孤独の淵をさまよう著者の心境が圧倒
的なテンポで描写される。  友人・堀江貴文や先輩・三木谷浩史
まつわるエピソード、そして妻・奥菜恵との出会い……。
 藤田晋がすべてを「告白」する物語は、胸に迫る感動のノンフィ
クション・ストーリーである。

f:id:Hatchang:20210227093023p:image

 

気になったポイント

「もう受注しちゃってるんです。これを納品できればまた受注がとれます」

 

この本を読んで思ったのは、

「著者の行動力がめちゃくちゃやばい」

ってことです。

 

本書に記載されているエピソードに、

著者が新商品を他社に売り込んでいって、バンバン契約を取ってくるんですが、まだその商品は全く完成していないっていう話があります(笑)

それで、自社で作ろうとするんですけど作れなくて、結局ギリギリで他の会社に作ってもらったんです!

その他社に言ったセリフが上記のセリフ。

普通商品が完成した後に契約を取りますよね?

 

その他にも、上司に

「子供っぽく見られないようにしろ」って言われた次の日には、大人っぽいスーツを買ったり、

上司が薦めた本・映画・新聞は全て読んだり聞いたりしているエピソードも述べられており、

「普通ここまでする??」っていう程、即行動しています。

f:id:Hatchang:20210227093106j:image

 

では、なぜ行動力がそんなに重要なのでしょうか?

 

その理由は大きく2つ。

① 準備の時間を短縮できるから

② クオリティの高いモノを作れるから

 

①準備の時間を短縮できるから

例えば、受験とかで、

「まだ勉強足りてない」

「今やっても意味がない」

とかいって、模試すらなかなか受けない人って身の回りにいませんでしたか?

 

僕の周りにはそういう人たちがいたんですけど、その人たちは最後まで焦って勉強していました。

やらなくてはならないことは、

失敗してもいいからまず模試を受けて現状を知る。そっから修正しつつ、ゴールを目指すって形ですよね?

つまり、模試を受けることが最良の準備になってます。

 

これは実際の生活でも同じで、

何かを始めようと思うのなら、それをとりあえずやってみることが最良の準備なのです。

 

ブログを始めようと思うのなら一言でいいから書いてみる。

サッカーで新しい技術を学んだらとりあえず練習試合で試してみる。

そうすることで現状が分かって、本当に必要なものが分かります。

 

行動しながら考えることが、最も成長を加速させます!

f:id:Hatchang:20210227093144p:image

 

② クオリティの高いモノを作れるから

想像してみて下さい。

あなたは海外に旅行にいって、帰国したらそこで学んだ体験を100人の目の前で講演をしなくてはなりません。

旅行先でどんな行動をとりますか?

 

恐らくほとんどの人が普通に旅行に行く時と比べて、熱心に写真を撮ったり、地元の人と話をしてみたり、普段の旅行よりも活発に行動すると思います。

これは、以前の記事にも載せましたが

「無駄にならない勉強法」読書感想! - MAKE!!

 

先にアウトプット(=行動する場) を整えることによって、インプットの質が高まることを体現してます。

 

本書から引用したセリフもまさにそれで、

先に契約を取ってしまったら、それに合わせて商品の質を高めないといけなくなってしまう。

これは、人間は意志力よりも環境に作用される生き物だからです。

f:id:Hatchang:20210227093356j:image

 

例えばキングコングの西野さんは、毎日3000文字程度の記事をオンラインサロンに投稿しています。

しかしやはり人間なので、毎日書いてるとネタが無くなる時があるそうで、そんな時は本を読んだりするみたいなのですが、

その時のインプットの質は比べ物にならない程高いと仰っておりました。

なぜなら、毎日投稿するという行動から強制力が働いて、他の人に伝えられる位良質なインプットが求められるからです。

 

なので皆さんもまず行動から入って、そこから中身の質を上げるように意識してみましょう!

f:id:Hatchang:20210227093404j:image

 

まとめ

読み物としても面白いですし、どこの場面を読んでも刺激を受けること間違いなしです!

ぜひ一度読んでみてください!

ありがとうございました!

 

 

【書評&要約】「ハイパワーマーケティング」 〜マーケティングを独学で勉強するならここから!〜

f:id:Hatchang:20210223062707j:image

こんにちは!

今回は「ハイパワーマーケティング」という本をご紹介致します!

著者のエイブラハムは、ビジネスやマーケティングコンサルタントとして、世界規模で400以上のさまざまな業種の、1万以上の支援をしてきました。

彼の戦略は、企業経営者たちが経済不況の影響を受けないような、技術を確認し利用することに焦点を当てていて、

今作は「マーケターのバイブル」と称賛される伝説の名著であるのです!

f:id:Hatchang:20210223062805j:image

 

本書内容

IBMシティバンクマイクロソフトなど全米400社以上の有力企業のマーケティングコンサルタントを務めた著者による、少ない元手で高収益を達成する具体的なアクションの仕方と成功事例を説いていく。

著者からのコメント
マーケティングバイブル
勉強熱心なあなたならば、本書に書かれた内容をよんで、『あれ?このテーマはこの著名マーケターが書いていた内容と同じだ。』とか、『あのテーマは別のマーケターが書いていた内容と事例までそっくりだ』などと感じられるかもしれません。そして、もしかしたらあなたは、この本は日本で書かれたいろいろなマーケティングに関する書籍の寄せ集めなのではないのかと思われるかも知れません。

事実は、まったく逆です。

本書は、日本のマーケターと呼ばれる方達の多くが、長い間マーケティングの教本として学び、あるいはニュースレター、小冊子、著書のネタ元として『最大限活用してきた』書籍なのです。
本書は2001年にPHP研究所から『お金をかけずにお金を稼ぐ方法』として出版され、絶版になったあとも、マーケターの間では高く評価され、定価の10倍近い金額のプレミアムがついて取引されてきました(尚、本書にはPHP研究所が翻訳の際にカットした部分が収録されています)。

実は、彼らの多くは出典を明らかにすることなく、あたかもそれを自分のノウハウであるかのように唱ってビジネスを行ってきています。
ですから、勉強熱心なあなたが本書の内容のいくつかを、日本のマーケターの書籍を通じて以前に読んだ事があるとしても何らの不思議もありません。
僕も、日本においてJAYのノウハウの実践者が多くなることは意味のあることだと考えていました。

しかし、次第にJAYのノウハウを日本に導入してきたマーケターの書籍の読者による、二次的な模倣が行われるようになりました。
そのような模倣は、JAYの原典に当たることなく、原典のコンテクストを無視してノウハウだけが切り取られたものであったため、あたかも『伝言ゲーム』によって、オリジナルの内容が歪められていくように、次第にそれが誤った解釈をされるようになりました。いわば、JAYの劣化コピーが再生産されていくことになったわけです。
ここにおいて今一度JAYの原典を日本の読者の方に直接知っていただく機会を作ろうと思い、監訳を決意するに至りました。
本物だけが伝えることのできる内容をお伝えしたかったからです。

■本物だけが持つパワーを感じてください
何事も、本物といわれるものには、コピーでは感じられない真実が含まれているものです。
また、このような本物は長い年月が経ってもその価値が失われることはありません。
これからマーケティングを学ぶ方、すでにマーケティングの知識を一応は習得してしまったという方、マーケティング業界に携わるプロの方、その方のステージに応じて本書が気付きを与えてくれること請け合いです。
さあ、本書を今すぐ手にとって、ジェイ・エイブラハムの世界を楽しみましょう。

f:id:Hatchang:20210223062843j:image

 

気になったポイント

あなたのビジネスやキャリアにおいて一番有益なことは、顧客生涯価値(LTV)を理解して「論理的に」利用することです

 

顧客生涯価値(LTV)とは、

お客さんが平均的に購入される期間の利益の総額から、広告やマーケティングなどの費用を差し引いたものを言います。

 

著者はこの顧客生涯価値を算出することの重要性を説きます。

なぜなら、新規のお客さんを獲得するのに、

どれだけの時間と金額を投資できるか把握できるからです!

 

例えば、5000円する本があったとします。

普通の本と比べると高額です。

ただ、その本から生涯100万円の利益を得れると分かれば、皆さんこの本買いますよね?

なんなら1万円、2万円、10万円払ってでも買う人は沢山いらっしゃるはず。

f:id:Hatchang:20210223062930j:image

 

これと同じで、

「1人のお客さんから平均して生涯○○万円の利益を得れる」

と分かっていれば、

いくら最初のお客さんに投資できるかを判断することが出来るようになります。

 

では、何故そこまで著者は、

新規のお客さんにかけられる費用を気にするのでしょうか?

それは以下の考えがあるからです。

 

新規クライアントの獲得時に利益を得るという考え方をやめ、新規クライアントに関係を維持してもらうことで真の利益を得るという考え方にシフトするだけで、多くの会社がクライアントと利益を増やしています

これはつまり、

一度購入して下さったお客さんに長くお付き合いしてもらって、利益を取る考え方が重要

だと述べております。

その為、新規のお客さんを獲得する際は、

利益が少ししか無くてもいいのです。

f:id:Hatchang:20210223063113j:image

 

例えば有名な話でマックのハッピーセットがあります。

ハッピーセットって、普通のセットにおもちゃまでついてきてめちゃくちゃ安いですよね (笑)

あれはハッピーセットで利益を取ろうとしているのでは無くて、

・子供の内に来た人は、大人になっても来ることが分かっている

・その人が大人になって、子供が出来た時にハッピーセットを食べてもらえる

 

という狙いのもとで設定された金額なんです、

恐るべしマクドナルド…!

f:id:Hatchang:20210223063149j:image

 

お店やっている方は、是非この考え方を取り入れてみては如何でしょうか!

 

まとめ

今回は顧客生涯価値についてまとめましたが、

「じゃあどんな風に新規の人に割引かけるの??」

「どうすれば長く付き合ってもらえるの?」

「長く付き合ってくれる人にどうやって購入してもらうの?」

というような疑問が浮かんだと思います。

 

安心して下さい、全て本書で述べられております!

今回は全17章の内のたった一つしかご紹介出来ておりません。

どの章もとても参考になり、マーケティングのバイブルと言われる理由も分かります…

もし興味のある方は、是非一読あれ!

有難う御座いました!

 

【書評&要約】「自分のアタマで考えよう」

f:id:Hatchang:20210221062615p:image

 

こんにちは!

今回はちきりんさんの

「自分のアタマで考えよう」という本をご紹介致します!

ちきりんさんはブロガーで、

ブログ「Chikirinの日記」でBLOGOSアワード大賞およびアルファブロガー・アワード受賞した凄い方。

「ジョークを織り交ぜながら、時事問題などにからめた論説をフランクに語るスタイル」の記事を書き続け、「おちゃらけ社会派」と称しています。

本名と顔を公表していませんが、日本でも有数のブロガーです。

f:id:Hatchang:20210221062640j:image

 

本書内容

11万部突破!

月間200万PVを誇る人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者による初の完全書き下ろし。
ユニークな記事を生み出す独自の思考法を公開します!

プロ野球の将来性
◎結論が出ない会議の秘密
少子化問題のゆくすえ
◎婚活女子の判断基準
消費者庁が生まれた真相
◎就活で失敗しない方法
◎自殺の最大の原因
◎電気代の減らし方
NHKBBC、CNNの違い

など、社会問題や日常の疑問を考えながら、「ちきりん流・思考の11のルール」をわかりやすく解説します。

第一線で活躍する経営者・ビジネスマン・コンサルタントも絶賛の内容です。

何度これと同じことを語ってきたか、
ということが無数に散りばめられている。
【『イシューからはじめよ』著者 安宅和人 氏】

思考体力を鍛えたいすべての学生に――
東大では教えてくれない、これからを生き抜く術。
東京大学医学系研究科国際保健政策学 教授 渋谷健司 氏】

ビジネスで成功したいなら、
この本で頭を鍛えることを勧めたい。
ライフネット生命保険社長 出口治明 氏】

自分で考えたことだけが本当の力になる、
そのことを再認識させられた。
将棋棋士 森内俊之 名人】

f:id:Hatchang:20210221062720j:image

 

気になったポイント

「考えること」「思考」とは、インプットである情報をアウトプットである結論に変換するプロセスを指します

著者は「情報と結論をつなぐのが思考」

と主張しており、これは作業だけでは結論は出ないからです。

 

例えば、本書の例えとして会議の話がありました。

ある新規事業に参入するか、それを決めるためにエリート社員だけを集めて何日も会議をしました。

毎回、各々が素晴らしいデータを持ってきて活発な議論がなされたのですが、

一向に結論が出ず、最終的に同業他社が参入した為、慌てて参入したという話です。

これは、素晴らしいデータをいくら集めても結論が出ない良い例です。

なので「考える」部分が

インプット→アウトプットする作業に当たるのです。

f:id:Hatchang:20210221062801j:image

 

「でも、『考える』っていう概念は分かったけど、具体的にどうすればいいの?』

と思った方、ご安心ください。

本書ではその方法を何個も述べられていて、その中で特に重要なポイントをご紹介致します。

それは、

① 知識と思考ははっきり分けること

② 「なぜ」「だからなんなの?」を問うこと

この2点です。

 

① 知識と思考ははっきり分けること

これは今まで持っていた知識が思考を邪魔してしまうからです。

よく、業界に長く居る人よりも、新しく入ってきた人の方がいいアイデアを閃くという話がありますよね?

f:id:Hatchang:20210221062858j:image

 

あれは、業界に長く居て知識のある人は、

ある事実・データを見ても、

持っていた知識=答えと思われるもの に沿って、結論ありきでその理由を考えてしまうのです。

一方新しく入ってきた人は何も知識が無いので、答えと思われるものが何もありません。

なので、「考える」ことが強制的に求められ、面白いアイデアが生まれるのです。

皆さんも「考える」際は、

持っている知識を一回置いておいて、フランクに情報を触れるようにしましょう!

f:id:Hatchang:20210221063001j:image

 

②「なぜ」「だからなんなの?」を問うこと

上述した通り「考える」ことは、結論を持ってくることなので、必然的にデータからわかる

・どうしてデータのようになったか「原因(=過去)」

・データを基に「だからどうするか(=未来)」

という部分が求められるからです。

例えば、鬼滅の刃興行収入のグラフを見てください。

f:id:Hatchang:20210221061018j:image

ここから

「最初から他の映画と伸びが違うな〜」

とか思った人はまだ考えていません。

「どうして他の映画と伸びが違うのか?」と問いかけて、間違えてもいいので

SNSの拡散機能が有利に働いたから」

とか、その結論を出すことが「考える」ということです。

なので、データに触れたときは「なぜ」「だからなんなの」を必ず考えるクセが重要なのです!

 

まとめ

上司から「ちょっとは頭をつかえ!」とか言われて、そもそも頭を使うってなんだろ?って疑問に思った方いらっしゃいませんか?

その方は絶対この本が参考になると思うので是非一読あれ!

有難う御座いました!

 

【本要約】「はじめてリーダーになる君へ」

f:id:Hatchang:20210218060220j:image

こんにちは!

今回は「はじめてリーダーになる君へ」

という本をご紹介致します!

 

本書内容

◆◆◆本書の概要◆◆◆
“リーダーは、「優秀さ」を捨てなさい"
はじめて部下を持つあなたに贈る、51の言葉

伝説のリーダー、浅井浩一氏の初著書。
歴代最年少支店長として、31支店中、25位より上位の成績をとったことがない
高崎支店を2年連続で日本一に導くなど、数々の偉業を達成。
さらに、日本最高峰のビジネススクール、経営アカデミーで、
10年以上の登壇実績を誇る。
リーダーシップの真髄、ついに公開!

 

◆◆◆本書をお読みいただきたい方◆◆◆
・リーダーを任されたけど、どうしていいかわからない人
・思うように部下が動いてくれなくて、困っている人
・一日も早く、チームとして結果を出したい人

 

◆◆◆本書について◆◆◆
著者の浅井氏は、JTに「勤務地域限定」の地方採用、いわゆるノンキャリアとして入社します。
日本一小さな工場勤務での、きめ細かなコミュニケーションを通じた働きぶりを買われ、
本社勤務に。その後、営業経験がまったくない中で、
全国最年少所長に抜擢され、リーダーとしての一歩を踏み出します。

いわば、経験も実績もないまま、はじめてリーダーになったわけですが、
「自分にできることを一生懸命やる」「部下を信頼し、頼る」をモットーに、
自ら自転車で販売店をまわり、部下と共に汗をかき続けます。そんなひたむきさに、
「こんな素人の若造に、何ができるんだ! 」と疑念を抱いていた部下たちも
信頼を寄せるようになり、営業所の業績も急上昇していきました。

その後、職場再建のプロと称され、次々と任された組織を活性化させ、
とうとう歴代最年少の支店長に大抜擢。
31支店中、25位より上位の成績をとったことがなく、
閉塞感に陥っていた高崎支店(群馬県管轄)を2年連続で日本一に導くのです。

本書は、そんな浅井氏が大切にしている「リーダーシップの基本スタンス」と
「今、やるべきこと」をまとめた1冊です

 

◆◆◆主な内容◆◆◆
<リーダーの心がまえ>
・「自分の優秀さ」をアピールしない
・部下が見ているのは、能力ではなく「仕事への姿勢」
・困ったことがあったら、正直に弱みを見せる

<「部下が動いてくれない」と思ったら>
・部下から慕われるリーダーは、とことん「甘える」
・「始めたこと」をほめる。途中経過をほめる
・部下育成に欠かせない「2つのスタンス」

<チームとして結果を出すために>
・強いチームは、この「視点」を持っている
・チームリーダーに求められる「さりげなさ」とは?
・部下が言い訳を始めたら、最大のチャンス

f:id:Hatchang:20210218060247j:image

 

気になったポイント

リーダーは、自分の優秀さをアピールしない

 

著者は、周囲の人間に頼るリーダーの方が部下がついてくると説きます。

理由は大きく2つ!

① 部下のモチベーションが上がるため

② 部下からの相談も増えるため

 

f:id:Hatchang:20210218060408j:image

 

① 部下のモチベーションが上がる

リーダーとして多くの人は、

自分のやってきたこと・能力の高さ 

を部下に話して、それを後ろ盾に部下を引っ張ろうとしてしまいます。

しかし、この方法では部下は上司の自慢話としか捉えません。

実際私達の上司もそのようなタイプだったのですが、

「またその話か…」

「そうだったんだ、それで?」

といった声が周囲で起こり、上司に頼ろうとする人は多くなかったです。

 

実は、上司がやることはその逆。

部下に積極的に頼ることで、

部下は自分の仕事の重要性を見出します!

 

例えば、自分が小学6年生の時、

めちゃくちゃ雰囲気の良いクラスがあったのですが、

その先生は

「これお願いできる??」

「あーー、だれか助けてぇ〜!」

とか言って、めちゃくちゃ生徒に頼ってたんですよね。(笑)

そして助けてもらえると先生は、

「助かった〜!ありがとう!」

とお礼を必ず言うので、

生徒も嬉しくてまた張り切って助けてあげようとしていました!

 

これこそ頼られた部下のモチベーションが上がる、素晴らしいリーダーシップですよね!

f:id:Hatchang:20210218060818j:image

 

② 部下からの相談が増える

上司の悩みとして多いのが、

「なかなか部下が相談に来てくれない」

というもの。

優秀さをアピールしている上司には、

「優秀じゃない俺の気持ちは分かんないよ…」

「忙しいと思うからいいや…」

といった心理が働いてしまって、

部下から相談に行きづらいのです。

 

なので、まずは上司から相談しましょう!

上司がこんなに相談してくるなら、

自分も相談できると必ず部下は思うはず!

 

例えば、ある会社では残業が多いことが問題だったそうで、

どの社員も2日に1日は、遅くまで残業している状況で。

思うように改善しなかったのですが、

社長はある時、毎日遅くまで残ってる人が上司だけだと気付きました。

なので、まずは上司を必ず帰らせるように徹底したところ、

部下もみんな残業せずに帰っていったそうです。

 

ここからも分かるように、

部下は上司の動きをよく見てます。

なので、まずは自分から部下に相談しに行って、相談できるような環境を作りましょう!!

f:id:Hatchang:20210218061010j:image

 

まとめ

今回説明した内容以外にも、

「これをやったらダメだよね」

っていうポイントが書いてあり、とても参考になりました!

リーダーシップを学ぼうとしている人に自信を持って、勧められる一冊です!

有難う御座いました!

【本感想】『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力

f:id:Hatchang:20210216063627j:image

こんにちは!

今回は「『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力」という本をご紹介致します!

 

本書内容

漫画『キングダム』(原泰久・著)にはコミュニケーションの極意が秘められており、それこそが作品を魅力的にしている。
登場人物たちの何気ない会話などを取り上げ、そのポイントをコミュニケーションのプロである著者がわかりやすく伝授する。
原作ファンにとっては、あの名場面の「感動の理由」に納得し、
ビジネスマンにとっては、人間関係においてとても重要な「究極の視点」が学べる一冊。

・主人公・信は、なぜ強いのか。
・騰から学ぶ最強のNo.2論
・コミュニケーションの達人・蒙恬の会話から学べる人間関係を円滑にする「フレーズ」
・河了貂が羌カイに放った、自己認識力を高める究極の質問。
・信、エイ政、楊端和、蒙恬、王騎、藺相如……彼らが持つコミュニケーションに欠かせない、「究極の視点」とは?

【本文より】
『キングダム』の物語をこんなにも「美しい」と感じるのは、人間関係において大切な「信頼」や本書で紹介した「究極の視点」を登場人物たちが様々な形で見せてくれるからだと思います。
人は他人と関わることで、その人の目に映る自分を確認し、振る舞いや言葉をより良いものに変えていくことができます。
しかし、たとえ生身の人間と触れ合わなくても、美しいコミュニケーションが描かれている物語に出会えれば、そこに生きている人物から多くを学ぶことが可能です。
『キングダム』に出会った私は、そう実感しています。

f:id:Hatchang:20210216063814j:image

 

気になったポイント

相対して目を見つめ合うより、横に並び、同じ景色を観るほうが、人間関係は深まるのです

著者は部下とコミュニケーションを取るためには、部下に正面から向き合って接するのではなく、

部下と同じ目線に立ち、課題に取り組むのに寄り添うことが重要

だと説きます。

 

なぜなら・・・ジャッジせずに話を聞くのが重要だからです。

実際、コミュニケーション能力が抜群に高い人は例外なく

「人への影響力を発揮しようとしない人」

なのです!

f:id:Hatchang:20210216063947j:image

 

例えばよくあるのが、

子供に対して

「宿題やった?あれやった?これやった?」

と、ついつい干渉してしまうお母さん。

残念ながらお母さんがそのように言っても、

子供は宿題をやらないですよね(笑)

 

あれはまさに、子供に自分の影響力を発揮しようとしてしまっているパターン。

 

心配で言いたくなる気持ちは分かりますが、

お母さんがやるべきことは、

子供と同じ目線に立って、グッと堪えてサポートする姿勢を見せること。

これが「ジャッジをせずに話を聞いてあげること」の本質です。

f:id:Hatchang:20210216064238j:image

 

その為にも重要な行動・考え方が2つ。

①「どんな未来のために、今自分たちは何をしているのか?」を共有する

② 部下に敬意を払う

説明致します!

 

①「どんな未来のために、今自分たちは何をしているのか?」を共有する

これは部下と同じ目線に立って同じ景色を見る為には、まず先の景色が無いと見えていないといけないからです。

先の景色が見えていると

「今この仕事は未来のここに繋がるからやる必要があるし重要だ」

と部下も考えてくれて、モチベーションも上がります!

 

例えば、書類をコピーするという単純作業が振られました。

それだけを考えると何も意味の作業に捉えられてしまいます。

しかし、「出世する」という目標があって、

皆こういう雑用から完璧にこなして出世していった。

という長期的な目線を持てると、

雑用一つですら仕事の姿勢は変わってきますよね?

なので、先の景色を共有することは必須となるのです!

f:id:Hatchang:20210216064515j:image

 

②部下に敬意を払う

これは当たり前だと思われていますが、出来ていない方は多いです。

 

例えば…

部下が話をしている時、作業を止めてしっかり目を見て話を聞いていますか?

部下が大切にしている価値観を自分のものさしで否定してしまっていませんか?

 

当たり前ですが、

部下に敬意を払わない人は、部下からも敬意は払われません。

 

敬意を払えない人が支援の姿勢を見せても誰も頼らないですよね?

なのでまずは部下の話をしっかり聞いて、大切にしているものは尊重しましょう。

 

本当にコミュニケーション能力が高い人は威圧感を感じさせないです。

身の回りにそういう方いらっしゃるのではないでしょうか?

その方をイメージしましょう!

f:id:Hatchang:20210216064611j:image

 

まとめ

リーダーシップ・コミュニケーション能力に関して、キングダムを引き合いに出しながら説明してくれるのでめちゃくちゃ分かりやすい!

本書の一部分だけ紹介しましたが、こんなのは氷山の一角に過ぎないので、もし興味がある方は読んでみて下さい!

有難う御座いました!