「IoTまるわかり」読書感想!
こんにちは!
今回は「IoTまるわかり」という本をご紹介致します!
IoTは勿論聞いたことあるけど、詳しくは全く知らない状態の人って結構いらっしゃると思います。
事実、私自身そうです笑
そんな人たちに向けた、わかりやすい一冊です!
本書紹介
内容紹介
「IoT=モノのインターネット」っていう言葉がそもそも謎。今まで言われてきた話との違いがわからない。どうせ、新しいシステムを売り込みたいだけでしょ。ITの話は、カタカナが多くて、結局なんだか理解できない──こんな方々におすすめです!
冒頭では「2030年の社会」をシミュレーション。仕事と暮らしがどう変わるのかを具体的にイメージしてもらうことで、IoTの本質に迫ります。IT用語になじみの薄い読者が「腹落ち」できることを心がけました。
気になったポイント
スマート化したモノが、ソーシャルネットワーク上で、他のモノや人とコミュニケーションを取る状態
IoTって何なのよ?
と、聞かれたら上記のことを答えましょう。
スマート化とは、
ユーザーからするとモノであることを忘れさせ、モノが自律的に判断した上で、全体の中で最適な制御を行うようになることを指します。
具体的な例を挙げると、
あなたが映画を見に行こうと決めた場面で、
自家用車に「新宿で14時の映画が観たいんだ」
と伝えると、車から
「かしこまりました。それでは、13時に家を出発します。また、映画のチケットも予約しておきます。映画を見た後、レストランなど行かれますか?」
などと返信されて、
レストランに行くと返答したらそのレストランも車が予約するようになるのです。
いよいよ、未来の漫画のような世界になってきましたね。
良い性能・品質、価格だけではなく、どれだけ長い間、自分の思うように製品を使い続けることができるかが、より重要となってきます
IoTが影響を及ぼす大きな業界の一つに、
モノづくりがあります。
日本の従来のモノづくりでは、
大量に・安く・高品質のモノをつくることができれば、一定の評価を得ることができました。
しかしIoTが普及すると、それだけでは最早顧客は満足しません。
モノから人やモノにデータが送信されるので、顧客が買った商品をどのような意図で、どのようなタイミングで、どのように使っているかを、企業側が把握することができるようになります。
そのため、そのデータを分析して、
より顧客一人一人の使用用途にカスタマイズされていくような、
顧客専用の商品をつくることが必要になります。
イメージ的には、古くからの日本の文化を思い出して下さい。
昔は、匠が作った商品は、使えば使うほど顧客の手に馴染むようなモノが多かったはずです。
そして、商品にどこか満足しない部分は、顧客が匠のもとへ行き、顧客の要望に合うように修正を行なっていました。
このような、大量生産時代によって失われた文化が、IoTならではのシステムで戻ってくるのです。
まとめ
IoTを分からない状態で読みましたが、
一度に全てを理解することは難しかったです。
ただ、ポイント毎に読んでいけばとても分かりやすく、
知識がゼロの状態でもすんなり身に付きます。
今回は、かなりピンポイントで解説致しましたが、本書ではこの5倍以上のトピックを扱っています!
興味のある部分だけでもいいので、是非一度読んでみてください!
ありがとうございました!