「ビジョナリーカンパニー」読書感想!!
こんにちは!
今回は「ビジョナリーカンパニー」という本をご紹介します!
起業する全ての人、また組織のリーダーとなる人は絶対にこの本を読むべきです!
本書説明
企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。
本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)
気になったポイント
ビジョナリーカンパニーの理念に不可欠な要素はない。理念が本物であり、企業がどこまで理念を貫き通しているかの方が、理念の内容よりも重要である
多くの組織には企業理念があります。
しかし、その中で偉大な企業となるのは企業理念の内容の良し悪しではなく、
それを徹底的に体現できるのかどうかにかかっています!
例えばディズニーの理念は
「GIVE HAPPINESS」幸せを提供すること
です。
素晴らしい企業理念ですが、他の企業もこのような理念を持っているかもしれません。
なのに、ディズニーがこんなにも素晴らしい企業なのは
理念を徹底的に追求しているからです。
例えば、ディズニーでは100メートル先の京葉線の乗客に手を振る護衛キャストがいらっしゃるようです。
さらに、マニュアルも徹底されていて、
「いらっしゃいませ」「お客様」といった言葉はゲストに使ってはいけないことになっています。
これは、ウォルトは「ゲストのハピネスはキャストとの触れ合いから生まれる」という考えをとても大事にしていたため、その考えを徹底しているのです!
このように、企業理念を徹底することが重要なことなのです!
企業として前進しながら、信念以外の組織の全てを変える覚悟で臨まなければならない
企業理念を徹底することができても、永遠にそのままでは、周囲の環境の変化についていけずいつか上手くいかなくなります。
そのために、企業理念はそのままで、新しいことにチャレンジしなくてはなりません!
重要なのは企業理念はそのままということです!
ここまで変えてしまうと、組織の核がなくなってしまって、土台部分がなくなってしまうので注意です!
前述のディズニーの例を用いるなら、
2020年4月15日に新エリアと新アトラクションが導入されます。これも新たなチャレンジです!
またAmazonでは、空飛ぶ店舗を作ることを真剣に導入しているようです。
このように、偉大な企業は全てその場所に満足することなく、常に新しいことにチャレンジしているのです!
まとめ
ビジョナリーカンパニー、いかがでしたか?
この本で書かれている内容は、起業することだけに使えるわけではありません。
どんな組織、チームにも応用することができます!
実際に私はバスケ部の監督をやらせて頂いているとき、この本を何度も参考に致しました!
組織のリーダーの方など是非お読みください!
ありがとうございました!