「はじめの一歩を踏み出そう」読書感想!!
こんにちは!
今回はマイケル・E・ガーバーの名著、「はじめの一歩を踏み出そう」をご紹介していきます!
世界20カ国でベストセラーとなった、起業術のバイブルと言われるくらい有名な本です!
本書説明
本書は旧版もあわせて、20カ国語で翻訳され100万部以上の売上実績を持つ E-Myth Revisted の邦訳です。米「Inc.」誌(2000年10月17日号)が行った起業家向けアンケートでは『7つの習慣』『ビジョナリーカンパニー』を抑えてビジネス書として第一位に選ばれ、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん』シリーズでは推薦書として取上げられています。
本書には、アップルパイを焼くのが得意で、パイの専門店をオープンした女性起業家サラが登場します。彼女がお店の経営に悩むなかで、経営コンサルタント(=著者)と出会い、議論を広げ、次第にスモールビジネスの経営ノウハウを身につけるという会話形式をとっています。
著者は、本書のなかで、スモールビジネスの経営者が陥りがちなワナをとても分かりやすく説明し、それを避けるための考え方を紹介しています。会社を経営する人、これから会社をつくる人、起業家精神を高めたい人に、ぜひおすすめいたします。また本書は、スモールビジネスの経営に携わっているみなさまを読者に想定して書かれたものですが、「個人の能力に依存しない組織を作ろう」という著者の主張は、あらゆる種類・規模の組織に有効なものだと考えています。
みなさまのキャリアにとって、本書があらたな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
印象に残ったポイント
将来の構想を練るときに大切なのは、文章としてまとめることなんだ
このことはどの有名な本でも触れている内容です。
ビジョナリーカンパニーという本では、
これを企業理念と呼び、紙に書き出し、これが企業の核になるものだと述べています。
そして本書でも同じことを述べています。
著者が接してきた何千人ものスモールビジネスの経営者の中で、
ちゃんと文章にまとめられた事業計画を持っている人はほんの一握りであり、
ほとんどの企業が倒産してしまいました。
目標や夢を書き出せば、成功する確率はかなり高くなるとどの本でも書いてあります!
きっちりと文章にまとめられた計画は
頭と心の中でモヤモヤしていた計画と比べて、具体性を持たせることができるのです。
「顧客が望むものを提供しながら、どのようにして収益を確保するのか?」
このお決まりの質問に対する答えが作モデルなのである。
著者は上記の内容を説明するためにマクドナルドについて語っています。
マクドナルドではモデル店舗を使って、
あらゆる問題への対処方法が検討されました。
例えば、ハンバーガーの湿度を適切に保つために、保温トレイで10分以上経過したものは廃棄すること。
ピクルスがお客様の膝に落ちないように、決められたところに置くこと。
清潔さを保つために細部までの注意を払うこと。
などといった問題まで、検討されたのです。
私たちがもしも起業したら、きっと自分は素晴らしいサービスを提供できるのでしょう。
しかし、仕事が増えていき従業員を雇い問題が起こります。
それはサービスの質が人によって変わってしまうことです。
そのためどこでもどんな人でもできるようなマニュアルを作ることが、自分が自由になるためのキーとなるようです。
まとめ
本書は起業した人は試作モデルを作るべきだと述べて、その試作モデルの作り方も丁寧に解説しています!
今回ご紹介できなかった内容こそ、
本当に著者が伝えたかったところなのかもしれません。
ぜひ、気になった方は一読ください!
ありがとうございました!