「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」読書感想!
こんにちは!
今回は「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」という本の読書感想を述べていきます!
本書概要
★元財務大臣の父が、十代の娘に向けて、
シンプルで、心に響く言葉で本質を語り、
世界中で支持されている、
究極の「経済×文明論」!小説、映画から、ギリシャ神話まで、
古今東西の知を総動員!
もっともシンプルで、もっとも伝わる言葉で、
いまの「世界」と「経済」の本質を捉えきった、
現代を生きるすべての人必読の書!・なぜ、こんなに「格差」があるのか
・自分のことすら「市場価格」で測ってしまう
・すべての富は「借金」から生まれる
・「金融」の仕組みのウラ側とは
・「終わりの予感」が経済を崩壊させるこれからの時代を生きていくために、
もっとも大切な「知識・考え方・価値観」を
一気に詰め込んだ、驚くべき一冊。
感想
この本は衝撃的な作品です!
今まで読んできた経済書は学校の授業のような内容でした。
そういう本の中でも、わかりやすい本があったり分かりづらい本があったりしました。
しかしこの本は全く違います。
物語のように私的に経済の話が進んでいくのです。
なぜこんなに格差があるのかと言う話から始まり、金融の話、機械の話、ビットコインの話などといった最近の話までも物語のようにスムーズに展開されています。
この本の凄いところは、作者の例えが非常にわかりやすいところです。
特に第7章の収容所のタバコの話は、圧巻でした!
また作者は様々な本からセリフを引用したり、神話から例えの話を引き出します。
こんなにも様々なところから話を引っ張ってこれる作者の聡明さに、私は本当に尊敬してしまいました。
まとめ
はるか昔の話から現在の話までノンストップで展開される素晴らしい経済書です。説明の中で挟まれる例えもわかりやすく詩的な表現で、読者をグイグイ引き込んでいきます!
経済書が苦手だと思う方や、新しい学びを得たいと言う方はこの本をぜひお読みください!
ありがとうございました!