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「嫌われる勇気」読書感想!!

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こんにちは!

「嫌われる勇気」という本を今回はご紹介します!

数年前に大ヒットし、世間を賑わせた超有名な本。アドラー心理学を知らない私達一般の方に、強烈なインパクトを残しました!

 

本書説明

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイトユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

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気になったポイント

 

あなたが変われないでいるのは、自らに対して変わらないという決心を下しているからなのです。

アドラー心理学は全ての行動を目的論で考えます。

 

例えば彼女が欲しいとよく言ってる人が周りにいたとします。

なんでできないんだろうなぁと周りの人も不思議に思うくらいのいい人です。

アドラー心理学では、

実はその人は彼女が欲しくないと思っていると指摘します。

 

その理由は現状に満足しているからです。

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もしも告白をして振られてしまったら傷つくのが怖い。

休みの日とかにはゲームをしてるのが楽しい。

付き合うのよくわかんないし…

 

そういった心理が働き、彼女がいないことを自ら選択しているのです。

 

実際に私の友達で、怒ると物にやつあたりする人がいたのですが、今までは心配になってフォローしていました。

 

しかしアドラー心理学の考え方を使って分析してみると、怒りでモノにあたるのは違います。何か目的があって、モノにあたっているのです。

この場合は、誰かにフォローされたいからものにあたっていたのです。

 

そのため毎回フォローしていたらものに当たる行為がなくならないと思い、フォローするのをやめました。

すると今では友達はあまりモノにあたらなくなってきたのです!

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対人関係のカードは常に私が握っていたのです。

すべての事は目的があって行動にうつされているということを述べました。

それを考えると対人関係のあり方もわかります。

私には後輩がいるのですが、仲良くなりたいのに後輩が気をつかっていることを感じて、

どこか壁を感じることがありました。

しかしこれは、私が仲良くなりたくないという目的のために使っている言い訳でした。

 

自分が人間関係を良くしたいと思った時、この目的論の考え方は非常に勇気づけてくれます。

なぜなら仲良くなりたいと言う目的があるのだったら、自分から行動するしかないからです。

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「緊張して話しかけられない」などといったことは、自分のコンフォートゾーンを抜けてまでその人と仲良くなりたいわけではないということだと思われます。

もう一度いいます、

対人関係のカードは常に私が握っているのです!

 

まとめ

本書は刺激的な考え方が多く、初めて読んだ時は衝撃を受けます。正直反発もしたくなります。

ですがそれを一旦受け入れて、素直な気持ちで読んでいくと役に立つ考え方が随所にちりばめられています!

一度も読んでいない方は是非お読みください!

ありがとうございました!